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2022/12/06 18:19



この度「横浜ビール」深田優 醸造長が20231月よりご両親が経営されている「兎田ワイナリー(秩父ファーマーズファクトリー)」の一員として、ワイン造りの道に挑戦されることが決定いたしました。

それに伴い、醸造長としては最後となるビール『つなぐセゾン』が発売となりました。


『つなぐセゾン』は昨年「インターナショナルビアカップ2021」で金賞を受賞した『ヨコビセゾン』を経て、深田醸造長のルーツに根ざしたビールとして醸造。
フランス語で「季節」という意味を持つセゾンは、ベルギーの伝統的なビアスタイルです。『ヨコビセゾン』に続いて、瓶の中で熟成させる事で一本ずつ味わいが深まる「瓶内二次発酵」を今年も行っています。
また、更なる品質向上を目指し、深田醸造長の親友である「Far Yeast Brewing」のブルワー小松雄大さんと協力することで『つなぐセゾン』は完成しました。




深田 優醸造長 メッセージ
「自分のルーツに根ざしたビールを造りたいと思い、セゾンを醸造しました。今回『Far Yeast Brewing』コラボということで、元横浜ビールであり、親友の小松雄大さんと一緒に仕込んでいます。ただ一緒に仕込むだけでなく、二次発酵やバレルの知見を持つ小松さんからアドバイスも貰い、ビール造りに活かしました。ビールの一部は、兎田ワイナリーの樽に寝かし、念願のバレルエイジへの挑戦と、地元との繋がりが表現出来るのではないかと思います。ワイナリースタッフの助けもあり、人・故郷との繋がりでパワーアップしたセゾンが半年後に完成します。お楽しみにどうぞ。
醸造長として最後のつなぐセゾンをもって、横浜ビールの次世代に役割を繋ぎます。在籍した10年の間につながった人々からのインスピレーションで生まれたビールだとも思います。本当にありがとうございました。ご賞味いただけると嬉しいです。」





ラベルデザインに関して

『ヨコビセゾン』に続いて『つなぐセゾン』もブルワー 野垣 祐子が制作しました。ブルワーやスタッフ、ヨコビに携わるひとを表現した三角形が一丸となって同じ方向へ進んでいく姿を表現しています。5色のカラーは、ブルワーそれぞれのイメージカラーです。



今回の『つなぐセゾン』は375mlボトルでのご提供です。
「オレンジ系の柑橘、スパイシー、ほのかにウッディな香りが感じられます。しっかりした苦味はありますが、小麦由来のまろやかで染み入るような口当たりが感じられる味わいです。」と深田醸造長から味わいのコメント。
クリスマスなどの特別な日にもおすすめです。